2005年09月20日

一括請求のタイミング

前回の続きです。

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一括請求のタイミングは、
早ければ早いほどいい。

かと言って、一括請求などしなくても、
分割で最後までキッチリ払ってくれる人に、
一括請求をする必要はない。当然だが。

その見極めは必要だが、
危険な臭いを感じたら、
一刻も早く一括請求をするべきだ。

サラ金の督促なら、なおの事。
サラ金の督促は、他社との競争だ。
他社より優先して自社に支払ってもらう為に、
他社といかに差別化するかが、
サラ金の督促能力と言ってもいいだろう。

サラ金でなく個人の貸し借りであったとしても、
個人の貸し借りを滞るような相手は、
既にサラ金には借りていると見た方がよい。
そうなると、ライバルはサラ金である。
支払いが滞ると、
条件の厳しい方から優先すて支払うのが人間である。
ただでさえ、サラ金の利率は高く、
個人の貸し借りより取り立ても厳しいイメージがある。
そのサラ金との交渉に勝つには、
サラ金より厳しい取立てをするしかない。
かと言って、あまり阿漕なことをすると刑法に触れる可能性がある。

では、どうするか?
契約でサラ金より高い利率を取り決めていない場合、
サラ金より高い利率に変えればいい。
それを可能にするのが一括請求である。
一括請求をすれば、前回書いた様に、
分割支払いの権利はなくなる。
どうしても一括で払えず、
どうしても分割にしてくれ、という事なら、
その時点で改めて分割支払いの契約を交わせばいい。
その時、サラ金の上限利率は29.2%だが、
個人の貸し借りなら、109.5%まで取れる^^
その間で、サラ金よりも高い利率で契約すればいい。
ただ、相手もサラ金で借りているなら、
年率で契約すると、上限金利については敏感だ。
それなら契約書を年利で書かなければいい。
サラ金は契約書に記載する事項を法律で決められているが、
個人の貸し借りにそんなルールはない。
年利29.2%を1日の利息に換算すると、0.08%である。
年利109.5%なら、1日0.3%である。
例えば、「利率を日賦20銭とする」としてもピンと来ないだろう。
日賦20銭とは、年率73%である。
そして契約書を交わした後に、
「日賦20銭は年利で言えば73%だから、サラ金よりキツいよ。
くれぐれも次からは遅れない様にね^^」
と言ってあげればいい。
「ぎょえ!」となること請け合いだ。

これは貸したお金に限らない。
支払ってもらうべきお金でも、
支払いを待ってくれ、とお願いされた時、
頃合いを見計らって、契約書を交わし、
遅れた場合の利息を厳しく定めておくといい。

一括請求というのは、
次の和解条件を有利に変更する為の、
キッカケにするのが、賢い一括請求である。

注意点は、レベルの低いサラ金の督促の様に、
「脅し」代わりに一括請求をしないことだ。
一括請求をするからには、
相手が折れるまで、何が何でも一括請求することだ。
その後、分割金の支払いがされたとしても、
一括請求である以上、全額完済まで毎日請求する。
それが一括請求である。
返しても返しても請求、請求。
あくまでお上品にである^^
とにかく返しても返しても請求。
これが、結構、効く♪

このシリーズ、好評ならもっと続けます。
好評のバロメーターは、
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posted by 鬼 at 19:40 | Comment(4) | 回収の極意〜交渉編〜
この記事へのコメント
他社といかに差別化するかが、〜> 相変わらず面白いですね!
               &
年利29.2%を1日の利息に換算すると、〜 日賦20銭とは、年率73%である。> 
また一つ賢くなりました。 馴染みやすい表現にすると実感が湧きます。
家庭教師みたいですね 笑



Posted by こいけ at 2005年09月20日 21:43
こいけさん
そうですか?
一応昔やってましたもので^^
Posted by at 2005年09月20日 23:51
素晴らしいですね。
さすがはプロだと感心しまし!
現役の時はやり手だったでしょうね。
Posted by 同業者 at 2005年09月21日 00:11
同業者さん
いえ、問題児です(笑)
Posted by at 2005年09月21日 00:44
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