2005年08月25日

裁判官に物申す!

過払い訴訟について、裁判官にひとこと言いたい。

事情があって、更新が止まっていました。
申し訳ありませんm(__)m

ランキング順位も下がりますね^^;


過払い訴訟において、
特に簡易裁判所において、
過払い額を満額ではなく、多少減額して和解する事が多い。

これは、裁判官が和解を勧めてくるからだ。
時に、やや強引なときもある。

簡易裁判所においては、
判決を出すのではなく、極力和解にて案件を片付ける
という方針があるようだ。
これについては否定はしない。
必要以上に争い、エネルギーを消耗するのは、
当事者にとっても不利益なことだろう。

ただ、和解を勧めるにしても、
和解する姿勢を求める相手は、違法な側にすべきではないのか?

本来、利息は18%が上限である。
これの違反すると違法だ。
ただし、貸金業規制法の43条に定める条件を満たしている場合に限り、
一応合法、とされるのである。

サラ金側は、概ね、43条の条件を満たしていない。
この場合、
過払いを請求されれば返す義務がある、というより、
そもそも18%を超える利息を取っていること自体、違法なのである。

それを裁判を起こしたにも関わらず、裁判官からの圧力で
訴訟を起こした側に和解を求める、となると、
裁判官が、違法行為を支援することにならないか?

和解において、過払い請求をする側が譲歩してもいい範囲は、
「悪意主張の利息」と、「不法行為に基づく損害賠償」までであって、
過払い額そのものを減額することを要求されることは、
あまりに理不尽なことではないか?

また、弁護士も、
依頼人の正当な主張を、
簡単に曲げるべきではない。
ひどい場合など、
依頼人に断り無く、過払い額を減額することもあると聞く。

たしかに委任契約上、
和解に応じる権限も有しているのだろう。
だからと言って、
違法行為を容認するような和解を、
いとも簡単に受け入れるべきではない。

「そもそも43条の要件が厳しすぎる。」
そういう趣旨もあるのかも知れない。

しかし、それは立法機関の判断することであって、
司法機関にそのような判断の権限は与えられていないはずである。

やはり、今の司法には疑問を感じざるを得ない。
9/11。
絶対に「×」を付ける!
読者の中でも納得のいかない人がいれば、
一緒に「×」を付けて頂きたい。

×が過半数を得ることはまず不可能であろう。
しかし、今までより、
あからさまに×の数が増えていれば、
マスコミも取り上げるだろうし、
少なからず次に繋がる影響力はあると思う。

さらに、この動きを加速させる為にも、
ランキングへの『ぽちっと』もお願いしたい。
アクセスを可能な限り増やして、
可能な限り、裁判官への「×」付け運動を広めて頂きたい。
posted by 鬼 at 21:16 | Comment(29) | 過払い
この記事へのコメント
理解できん(笑)
あ、別に改名した訳ではないです。^^;

弁護士が減額和解してきたという
話は聞いたことがありますけど
よもや、裁判官とは・・・。
しかも、法の番人が法律を曲げて
和解させようとは言語道断ですね!

しかし、ん〜、第三者の目で見ると
喧嘩両成敗?に、なるのかなぁ?
自分で考えてみよっと^^;

たとえ、喧嘩両成敗だとしても
法律に司法側が違反することは
許されることではないな。

私の結論。
減額和解を強要する裁判官が悪い。
従って司法制度の見直しのため
選挙の時は×ばっかりにしよう!
Posted by gigshark at 2005年08月25日 21:59
実は私も弁護士交渉の担当者だった頃は、
よくこの「互譲の精神」を武器に交渉していました(笑)
こちらも折れるのだから、そちらも折れてよ、というワケです。そして「間を取って・・」という和解をするワケですが、ハッキリ言って、違法行為を「互譲の精神」によって容認する事はけしからん、と思います。しかも裁判官がやっちゃ〜、往生しまっせぇ〜^^
知らない人からすれば「そんな裁判官、おらへんやろ〜^^」となるでしょうね^^;
Posted by at 2005年08月25日 22:08
弁護士さんだけでなく、裁判官もやっちゃうのですか??!!へ〜〜〜〜??
私も以前、司法書士さん、弁護士さんに電話相談したときも、減額で和解って普通に堂々と、言っていました^^;個人の力量により、過払い額の50%だったり、20%だったりで、満額解決はまずないといわれました。あまりに当たり前に言われると、詳しくない
素人は『へ〜〜そうなんだ』って思っちゃうじゃあないですか!!
私は往生際悪く、絶対嫌だ!って思いました(笑)

でも裁判官も、和解を減額での和解をすすめることがあるとは。。。
何のための裁判で、何のための法律なのでしょう。。。
Posted by りな at 2005年08月25日 23:57
簡易裁判所での裁判は特に和解を推奨する雰囲気があります。和解の場合は法律に厳格には判断しないようです。
とは言え、残高が残る債務の裁判において、利息制限法を超える金額での和解はあり得ません。例え和解であっても、「25%計算で和解しました」などの話は聞いたことがありません。
やはりどう考えてもオカシイですね。
Posted by at 2005年08月26日 00:33
元サラ金の鬼さん、お世話になってます。(笑)
私はくじ運が良いので大丈夫ですが(この自信は何処から来るのか・・・)これから裁判所に行こうと思ってる人にはちょっとビビル記事ですね。
まあ、『取り返すんだっ』て強い意志が必要だって事ですよね。
私はしたくもない裁判までするからには泣き寝入りする気はありませんが、解らない事があったらまた相談に来ます。
Posted by 借金親父 at 2005年08月26日 02:03
前提で、『両者が納得した上での契約であれば』 利限の金利は取れる(罰則は無い)わけで、それに納得の裏付けとして書面やら43条やらみなし弁済やらが絡んできたんですよね?  借りる時にイイ面しといて、返す段になってから『払いすぎた!返金しろ!』ってのも随分浅ましい話だと思うんですが。
なんだか消費者側が『言った者勝ち』みたいな空気になっているのが気持ち悪く感じました。
Posted by at 2005年08月26日 07:31
納得してというよりも、よくわからずに契約して安易に過ごし、多重債務者となりました。でも返しても返しても返しても、やはり高金利で減らない借金。ふたを開けて、自分の借金を見つめる時期があります。納得して裏付けされるはずの、43条を守っておらず、違法な金利だったら?そりゃあ、その時点で、納得がいきません。一般には、クーリングオフ制度や、お店でも、故障した品、不良品は返品が可能です。だから違法な部分は返してもらおうと思います。違法な金利と知って納得の行かないまま支払いを続けるほうが私には気持ち悪かったです。人の意見はさまざまですから、これは私個人の考えですが^^
Posted by りな at 2005年08月26日 08:21
借金親父さん
くじ運ではなく、簡裁の裁判官に関しては全員が和解を勧めてきますよ(笑)ただ、あくまで強制ではありませんので、応じるかどうかは自由です。
弁護士は、裁判官の顔を立てておかないと後々にも影響しますが、本人申し立てであれば、また同じ裁判官に裁判をしてもらう事はあまりないと思いますので、断固として拒否していいと思います。
Posted by at 2005年08月26日 09:11
名無しさんへ

>『両者が納得した上での契約であれば』
>利限の金利は取れる(罰則は無い)

完全な間違いです(笑)
『納得して契約』ではなく、
『納得して支払い』をする事が要件です。

そして現在の風潮は、
払わぬもの勝ちです。
私から言わせれば、
権利の主張を諦めて泣き寝入りして、
自分や家族を犠牲にする方が気持ち悪いです。Mかな?って思ってしまいます^^;
Posted by 鬼 at 2005年08月26日 09:16
りなさんへ
そうです。
過払いを返さないのは、紛れもない違法行為なんです。
さらに、サラ金だけでなく、それを実行しているサラ金社員も違法行為者です。
その自覚を持たないと、人から命令されれば人をも殺す人間になるかも知れませんね。
Posted by 鬼 at 2005年08月26日 09:21
>くじ運ではなく、簡裁の裁判官に関しては全員が和解を勧めてきますよ(笑)


そうですか、全員ですか^^;

>断固として拒否していいと思います。

じゃあ拒否しちゃおう^^

Posted by 借金親父 at 2005年08月26日 20:40
簡易裁判所は、判決を出すのではなく和解をさせるのが基本方針のようです。
だからと言って、違法業者側に歩み寄らせるのは完全におかしいですよね^^;
Posted by 鬼 at 2005年08月26日 20:55
お久しぶりです。
この問題は、クレサラ族の中でも根深い問題なので一応投稿して、情報提供をしておきます。ただ、クレサラ弁自身が、弁護士会や弁護団を通してこの手の問題を正すという考え方なので、この部分についてはご容赦ください。

一部(というかかなりの)簡裁がひどいというのは消費者事件を扱う者の中では常識です。良くも悪くも簡裁はサラ金やサービサーの社員の貸金返還請求やクレジット代金返還請求権ばかりを扱っているので、いきなり足して2で割る見たいな和解案を勧められてきます。

その意味で、簡裁管轄の事件でも慰謝料をくっつける等工夫を凝らして地裁に提訴できないかを考えるべきです。

地裁の裁判官も和解が好きですが、上記のようにひどい和解ではなく、要は旗色に応じての和解案を示してくるため、これは依頼者がリスクを犯しても判決を取るか(上級審まで争われる場合のリスク)、リスクを考えて和解に応じるか(この場合にもせいぜい勝訴的和解)の問題かと思います(実際控訴審をいとうわけではないが費用対効果で和解をしてしまったほうが回収率が高い場合もある)。
最近は悪意の受益者論(これは昨年くらいからクレサラ族の間で主張され主流化した)、慰謝料(先の7月19日判決でこれから主流になると思われる)等があるので実際の和解でも満額に近くなる和解が増えてきていると思います。

 ちなみに、異論はあるでしょうが本人でやるなら(もっとも弁護士でも分かっていない人が多いのですが)、できれば過払いは勉強してやってほしいです(例えば「武富士」にどうしてみなし弁済の適用がないか等)。おおむね、過払いについては「利息制限法を知らないで払った場合には任意性がない」という議論やATMについては18条書面に該当しないという議論で戦っている論者が多いからです(前者は平成2年の最高裁判決で否定された考え方で後者は取消ボタンがないことを理由にしているため、最近のものには必ずしも当てはまりません、間違いではないし、このような主張もしますが)。サラ金と戦う場合は主戦場はリボルビングと17条書面論(契約書書面論)です(+期限の利益喪失約款と任意性か)。

アバウトな簡裁と必ずしもきちんとした主張がされていないと、負けたりするんです実際・・(平成16年2月20日判決以降もいくつかサラ金相手に簡裁でみなし弁済を肯定する裁判例が出ています)。

ちなみに、こういう事を避けるためには、本当に43条が争点になったら、地裁に移送して、相手方に弁護士代理を強制させる(地裁以上は弁護士代理が強制となる)のが一番です。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月28日 22:09
クレサラ弁さん
お久しぶりです。
地裁に移送したところで、サラ金は支配人を立ててきます。支配人の資格を争う余地はありますが、無意味な争いが一つ増えるだけではありませんか?
それよりも、弁護士がよってたかって過払いごときクソ裁判に必死になるなら、43条の細かい要件などを争いにせず、そもそもの「任意性」をもっと真面目に争えばどうか、と思います。サラ金の利息制限法超過利息の支払いは「任意」ですか?では、支払い時に「今月は18%で」という選択の余地がありますか?もしあるなら、その様な申し出に対し、即座に対応するシステムを有していなければなりません。「和解」や「示談」などの名目で対応する事は可能ですが、その場合は信用情報に事故登録がなされます。事故登録なしで18%に対応するシステムや対応手段をサラ金は持っていません。その事を真面目に追求する弁護士がいないのが情けないですね。
それについて、どう思われますか?
Posted by 鬼 at 2005年08月28日 23:06
ご指摘のとおりで、上記主張が最高裁平成16年2月20日滝井補足意見に集約される説です。要は「利息制限法の充当の機会がないと任意性がない」という主張です。というか、この部分はまさに弁護団が主張している核心部分です(参考までにどこかにあれば、上告の準備書面を見ていただくとこの部分が中心に主張されています)。要は「利息制限法の認識は不要だが利息制限法の充当の機会の保障が任意性の要件である」というのが2月20日判決の決戦場だったわけです(法廷意見には入らず、補足意見に入ったから上の下というのが弁護団の評価です)。散々、議論しました。全国から消費者族の弁護士が集まって。
ただ、現実問題としては、裁判官がこの主張をなかなか取ってくれないため並列的に主張しているわけです。また、最高裁の法廷意見に武富士名古屋高裁上告事件(リボルビングと17条書面で一義的明確でないとみなし弁済を認めないとした判例)と似た表現があるため、こっちの方も主張をするわけです。
もっと、究極的には17条書面の要件、18条書面の要件は任意性に使えるものである(要は充当の自由を保障するためのもの)というのが私の個人的見解(もっとも弁護団の主流の意見)ですけど。
たしか、最新判例だと43条鬼門のシティズに勝った大阪高裁がこの考え方をベースにしていると思います。
別に私が、この議論を発明したわけではないので(議論に参加はしていましたが)、えらそうなことをいう資格はありません(えらそうなことをいえるのはこの事件の主任弁護士です、5年間戦っていましたから)。ただ、最近の傾向でクレサラ事件に詳しいと宣伝していながら(本当に熱心に勉強している人はあまり表に出ません、一部の先生を例外にして)、この手の議論を理解していない人が多いのである意味、残念です。
事故情報については以前、消費者族で議論になりましたが、借りられなくなること自体はそれでいいからというので立ち消えになっていますが。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月28日 23:26
ちなみに、支配人を徹底的に争って旗色がよくなると、和解できる場合があるんですよ(満額で)。また、支配人が本当にきちんと会社を代表してきているなら別にして、会社の使いっぱしりみたいなことやると地裁の場合、すごく裁判官の印象が悪いので。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月28日 23:32
クレサラ弁さん
だから、その満額和解を良しとするのが、不満なわけですよ。私としては。
43条を否定するのは、例えば定額スタイドリボルビングなどでは、17条書面の「返済回数の表示」の要件を満たしません。多くのサラ金は、ここでアウトです。
多くの場合、43条の否定など、いとも簡単です。サラ金側も、提訴された時点で43条の主張など、時間稼ぎとしか考えていないのですよ。茶番に何故、お付き合いする必要があるのですか?なぜ、あえて和解をする必要があるのですか?
悪意の利息や損害賠償を、初めから和解の踏み台として考えるのがおかしくないですか?何故、判決を得ようとせず、和解に応じる必要があるのですか?
そこを聞かせて頂けませんか?
Posted by 鬼 at 2005年08月28日 23:57
それと、
裁判官の心証がどうであれ、
違法を合法、
合法を違法、
などと判決を出せるわけがありません。
法的に正しい主張をする側が、
裁判官の心証に配慮する必要がありますか?
実務的にはもちろん理解しています。
が、
裁判官に弁護士が媚びるのであれば、
弁護士も完全な依頼人の味方、国益の味方にはなり得ない、と思うのですが、いかがなものでしょう?
Posted by 鬼 at 2005年08月29日 00:01
この問題を私が考える場合、クレサラ問題と他の一般論を分けたほうがいいかもしれませんので、分けて回答します。前者はほとんどの問題に一通り目を通しているのに対して(要は日ごろから勉強会で勉強しているので)、後者は日ごろ扱う普通の弁護士としての事件なので。

前者の場合、今の裁判制度では高裁がひどいというのがある程度リスクを犯す危険を考慮する背景になっています。高裁が忙しすぎるのが原因です。例をとるなら最高裁の2月20日判決は2つの業者にみなし弁済を認める判決に対する逆転判決でした。はっきりいうなら東京高裁は主張に対する判断の脱漏でさえ犯しています。そして、最高裁は法律審なので最高裁が救済するのは例外中の例外なのです。その意味で現在の司法は簡裁と地裁をチェックすべき高裁の機能が低下しているところに問題点があります。
たしかに、サラ金が争ってくる43条なんぞたいしたことないというのはそのとおりです。ただ、いくら相手が生ぬるいからといってそれに付き合っていると足元を救われかねないというのが私の意見です。
例えば、取引履歴開示に対する慰謝料の問題についても、ついこないだの最高裁(名古屋武富士慰謝料訴訟)は上告不受理の決定を出していました。サラ金がまじめにやってこないのも事実だがそれに付き合って債務者側の専門家が手を抜いていると危ないよということです。
ただ、こういうぎりぎりまで弁護団で詰めている問題なら、時間をかけて依頼者に説明をして(時間をかけて丁寧に説明すりゃわかりますよ。そんな高度なことやっているわけでないのですから)、依頼者の選択にゆだねるのが正しいと思います。一部、依頼者との協議の時間を割くのを惜しむ弁護士がいるのだとしたらそれは間違いです。反面、わずかな可能性といえ、負けて上までいったときの大変さはよく分かっているので、依頼者を正義のために殉じさせるのも正しくないというのが個人的な考えです(少なくともある程度の費用と時間はかかるでしょうから)。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月29日 11:35
それほど詳しくない、一般の事件の場合、裁判官と弁護士のスタンスの違いという問題がもう一つあります。
自分でいうのも変ですが、弁護士は法律の学び方には詳しいですが、法律そのものに詳しいわけではありません。日本で一番法律に詳しいのは裁判官だと思います(弁護士の場合、当該事件の法律に詳しくなるかは、その依頼者に対する熱意です)。

良くも悪くも弁護士が本気で裁判官と喧嘩するためには、それなりの基礎知識とその裁判官が負けの判決を書いても上級審でひっくり返せるだけの自信がないと危ない場合が多いのです。なぜなら、弁護士は法律相談、打ち合わせに割く時間や事実を証明するために時間が取られるので裁判官より判例自体を勉強する時間は限られます。勉強するためには弁護団に入り、プライベートを勉強にあてないととても最先端の議論を維持できません。

その意味で、弁護団ではなく、普通の弁護士に普通の事件を依頼している場合、町医者にかかっているくらいの評価が正しいと思います。

ちなみに専門分化の必要性もいわれていますが、専門分化すれば、儲かる事件のほうに人は集まり、儲からない事件は切り捨てられるでしょうからこれはこれで問題なのです(健康保険みたいな制度を作らないと難しいのです)。ある意味、儲かる事件とはあまり争いがなく、訴訟起こせば相手がごめんなさいという事件なのですから(こんなの誰がやったって勝てる)。

また、中途半端に法律論で議論するのは筋が悪いというのもあります。法律はあたりまえのことを言っているのである意味救済されるべきほうが救済されるのはあたりまえなのです。そうではなく、事実がどうなのかというほうに焦点を当てていったほうが説得力が増すのです。

例えば、サラ金事件でも商工ローン事件でも返済回数が一義的に明確でないのを事実の面から論証している訴訟ほとんどないでしょう。本気でやるときはこれができれば一発なんですが。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月29日 11:54
最後に、簡裁を変えるのは司法書士です。良くも悪くも弁護士はほとんどいませんから。

本気で簡裁訴訟をやるのなら、不利益になったときに地裁に移送する、控訴するという札を使うのはある意味当然のことです。そうでないと、今回の問題のべたな、たして2で割る和解を受諾せざるを得なくなります。

そうすると、簡裁代理を使う場合、日ごろから提携しておく弁護士がいるのは当然ではないかと思います(複数いればよりベターですね)。こういう人が良心的な司法書士だと思いますし、後輩の司法書士と飲むときはそうあるべきといっていますが、現実はどうなんでしょうか。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月29日 11:59
言い訳あれども回答なし、と言ったところでしょうか^^;

簡裁がひどいのは司法書士が原因、
地裁がひどいのは高裁が原因、
高裁がひどいのは忙しいから、
最高裁は?
みんなが×を付けないから?

司法書士も怒るでしょうね、この話を聞いたら^^;
つい最近、代理権をもらった所で、
簡裁の昔からの膿を司法書士に責任を擦り付けられるわけですから。

私が聞いているのは、
弁護士は、何故、裁判官の提示する和解に応じる必要があるのか、
弁護士が裁判官に媚びるのであれば、
弁護士が国益の味方にはなり得ないのではないか、
譲れない所は、例え裁判官の顔を潰してでも国益を取る、
それが志しある弁護人の立場ではないのか、
それが出来ぬなら、業務独占をすべきではないのでは?
弁護士と裁判官が、談合的癒着をしているのなら、
むしろ弁護士などの立場がない方が、
国民にとっては利益になるのでは?
という事を問うているのです。
Posted by 鬼 at 2005年08月29日 16:53
もしかして、
弁護士は、
国民の利益の為に存在するのではなく、
裁判を円滑に進める為に、
裁判官のご都合主義で存在するのかな?

実際、
裁判所で何か申立てをしようとすると、
決まって、
「弁護士に依頼しないのですか?」
と聞かれる^^;

弁護士法の第1条には、
弁護士の使命は
「社会正義の実現」であり、
「法律制度の改善に努力すること」
と定められている。
弁護士の存在の根本はそこにあるはずだ。

司法書士法には、
「法律制度の改善」
に関する責務については触れられていない。
簡裁の現状の責任を司法書士に擦り付けるなど、
弁護士の怠慢だと言わざるを得ない。

弁護士は法律制度の改善について努力する義務を、
明文に定められている。
弁護士は、現状、権利の主張はするが、
責務を全うしていない。
業務独占という、
独占禁止法違反をしてまで、
自分たちの地位を守ろうとするなら、
責務を明確に把握し、
社会貢献に対し、
言い訳なく取り組んで頂きたい。
あなた達は、
司法試験に受かった、
頭脳だけは一流の集団だ。
しっかり知恵を絞って、
社会秩序を維持してくれ。
それが法律に定められた、
あなた達の『義務』だ!
Posted by 鬼 at 2005年08月29日 23:08
一応最後に、
ご指摘の点をやるのが弁護士会であり、私は弁護士会を通じて、社会正義を実現するという考え方を持っています。
 自分は消費者委員会が長いので、この部分については弁護士会の中で責任を持って弁護士会を通して社会正義を実現するだけです。
 残念ながら、私には司法制度改革は畑違いです。その意味で、私にはこの問題を答える資格はありませんし、また答えるだけの力量、資料もありません。弁護士会の中で、この問題を担当する弁護士でないと答えられません。
 なお、消費者問題、特にクレサラ問題は裁判所に申入れをしているので簡裁が限度を超えてひどい事態は少しずつ改善されています(特定調停など)。
 個別の事件では個別の依頼者の合理的利益を追求すべきなので、当該依頼者に丁寧にインフォームドコンセントをする問題です。個々の問題では個々の利益を考えるべきと考えているので、要は依頼者が不利益を受けないように配慮するだけです(簡裁を避けるのも、高裁のリスクを回避するのも現実がそうで依頼者の不利益を回避するためです)。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月30日 13:39
あ、それから、
別に、鬼さんの意見に反対はしていませんよ。 むしろ正論と考えています。裁判所にしても弁護士会にしても利権(法律事務の独占という意味ではなく弁護士会の仕事をすると得するという意味)はないという限度ではまともですが、特に全国となるといろんな考え方の人がいて、私もしょっちゅうぶつかり合いますから。
 ただ、弁護士会の中で現場チックな仕事が長いんで、あんまり興味がないんです。事件処理を離れて司法制度がどうあるべきかみたいな議論って。そんな暇があったら、依頼者とのディスカッションにより時間を割きたいんで。クレサラ事件なら事件処理の精度も重要ですが、それ以上に家計・家庭の建て直しに助力するほうが依頼者のためになるでしょう。例えば、生活保護の係りに行って、ちゃんと福祉で保護しろとねじ込んで一人の依頼者を救済したり、だんな借金の話を話せない人の話をゆっくり聞いて、だんなにいっしょに話して上げるほうが救済されるでしょう。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月30日 13:54
再度念を押しますが、
法律制度の改善に対する努力義務は、
弁護士会に対する義務規定でも、
司法制度改革に興味がある弁護士に対する義務規定でもなく、
全ての弁護士に義務付けられた義務規定です。

個々の依頼人に対する責務は当然ですが、
あなた達は社会的にそれだけでは済まされない地位にいるのですよ。

また、個々の事案に対しての尽力の度合いは、
確かに人によって様々でしょうから、
クレサラ弁さんがどうこう言うつもりはありませんが、
>福祉で保護しろとねじ込んで一人の依頼者を救済
↑これは感心できません。
確かにこの手の手法は感謝されます。
私の知人も、
子供を保育所に入れる時、
民生委員を通じて共産党の議員に
同じ事をやってもらい、
本来定員オーバーの保育所に
ねじこんで入れてもらっています。
(その後、選挙の度に口コミ活動に参加させられていますが^^;)
しかし、そういう個々レベルの「救済」が
本当に社会貢献になりますか?
はなはだ疑問です。
ねじ込まれた人の影で、
はじき出された人がいるのですよ。

もっと広く世間に訴えかける事は何故しないのか?
と聞いているのです。

あなたの主張は、どこまで行っても、
「私は出来る事はやっている」
という主張の域を出ません。

先日、調停屋が逮捕されましたよね?
特定調停という制度が、
世間にあまり知られていないのを良い事に・・
という報道がされていました。
何故、特定調停という制度があまり知られていないのですか?
自己破産であれば、弁護士の仕事になりますが、
特定調停という制度は、
弁護士の任意整理とライバル関係にあります。
だから、ではないですか?
弁護士に借金の相談に行っても、
あまり
「あなたの場合、特定調停が最適です」
とアドバイスする弁護士はいませんよね?
まさに「儲け主義」です。
調停屋の逮捕後、
弁護士会で、
もっと特定調停の制度を世間にアピールしよう
という声は挙がりましたか?
Posted by 鬼 at 2005年08月30日 15:54
 最後の部分は考え方の相違です。自分のできることをやる、世間へのアピールは弁護士会や弁護団を通じてやるというのが私の考え方なので。
 鬼さんの意見は尊重はしますが。 

 それから、特定調停も否定していませんよ。説明もしますし。少なくとも、地方の弁護士にとっては競合しているという認識は薄いです(東京はどうか知りませんが)。もっとも、地方の特定調停はサラ金が強気に出ると平気で将来利息をつけたりひどい場合もありますが(最近は地元の特定調停を使うのはやめたので知りませんが)。ついこないだまでひどい任意整理も散見されたので、特定調停固有の問題でもないですが。
 それから、福祉にねじ込むというのも別にあたりまえの行為をしているだけですよ。生活保護の申請をするから、出さないならきちんと却下決定よこせといっただけです(生活保護法を読んでいった上で)。法にのっとって。他の人をはじいているのなら役所が悪いんです。行政が法と違うことしているのだから。
Posted by クレサラ弁 at 2005年08月31日 11:21
結局のところ、
依頼人の利益の為には動くが、
社会貢献の為には動かない・・・
いや、もとい、
動く気はないではないが、動けない(笑)
という事ですか・・・

>地方の特定調停はサラ金が強気に出ると
>平気で将来利息をつけたりひどい場合もあります

その利息より、
弁護士の報酬の方が明らかに高いですがね^^;
調停屋の報酬より弁護士報酬の方が高いし^^;
Posted by 鬼 at 2005年08月31日 11:40
>行政が法と違うことしているのだから。

それを言っているのですよ。ずっと。
以前にも、
役所の窓口の怠慢について話したでしょ?
覚えてますか?
身分証明書を本人確認せずに交付する件。
その時に私が
「あなた達は役所に発言力あるんだから」
と言ったでしょ?
福祉に関しては、弁護士会を通じて制度として圧力を掛ける問題であって、
身分確認をせずに証明書を交付する行為は、個別具体的に怒鳴り込みに行く問題である気がするのです。人権問題ですから、1件について怒鳴り込むだけで、窓口はピリッとするのではないですか?
やってる事が反対に思うのですよね^^;
Posted by 鬼 at 2005年08月31日 11:46
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