2005年08月05日

交通事故被害

交通事故の被害は2次災害が必ずある!!
これは心に留めておいて欲しい。

そして2次災害は人災である。
加害者は保険会社である。
交通事故の被害者に、味方はいない。

保険会社(損保、つまり自動車保険の会社のことね)は、
営利目的の会社である。
これを忘れてはいけない。
事故の被害者になると、治療費などを負担してくれるから、
つい、慈善事業的な相手と勘違いしてしまう。
保険会社の利益のしくみは、
保険料をたくさんもらって、
保険金の支払いを少なく済ませる。
これに尽きる。

保険料を多く集めるのは、営業マンや代理店の仕事。
保険金の支払いを少なく済ませるのは、アジャスターの仕事。

保険会社は、保険金の支払い、
つまり慰謝料を値切ってきます!
しかも加害者の立場である事などおかまいなく、
平気で、ずけずけと、非人道的な攻撃を仕掛けてきます。
それが彼らの「仕事」です。

例えば、あなたが「ムチ打ち」で通院しているとしましょう。
「仮病でしょ?ムチ打ちは他覚症状がないのを良いことに
我々保険会社から保険金をむしり取ろうというこんたんでしょ?」
こんなセリフ、平気で言ってきます。
精神的に苦しめ、早く保険会社との交渉を打ち切りたい・・・
そう思わせることが出来れば、彼らの仕事は「成功」です。
それが自動車保険の現実です。

さらに、どんな怪我なら慰謝料がいくら、
どんな人が事故で亡くなったら慰謝料はいくら、
そんな基準、あなたは詳しくご存知ですか?
この交差点で、この様なぶつかり方をしたら、
過失割合は何対何ですか?
その日が雨だとしたら?
相手がバイクなら?
路肩にアスファルトの「くぼみ」があったら、どうなる?

あなたは、事故をした場合の慰謝料、
保険会社が提示する金額が妥当かどうか、
判断する能力を持っていますか?

答えを言います!
保険会社が提示する保険金は、
100%安すぎます!!!

保険金を算定する時に、
保険会社は、自社の算定基準を使います。
その基準表を使って、あなたに親切に説明してくれるでしょう。
しかし、その「基準」そのものが、そもそも値切ってあります!
もし、裁判を起こした場合に使用されるのは、「弁護士会基準」です。
その弁護士会基準より、明らかに安い基準を「勝手に」使用しています。
これはサラ金でいうグレーゾーンと同じと考えて下さい。
裁判を起こせば、ほぼ確実に弁護士会基準が採用されます。
しかし、みんな裁判を起こさないのです。
だ・か・ら、保険会社は勝手に値切るのです。

今回に限っては、いつもと違う結論を出します。
弁護士に依頼して下さい!!
保険金が高額になる場合は、
必ず弁護士に依頼して下さい!
かすり傷など、保険金が少額になる場合はまぁいいでしょう。
しかし、死亡事故や大怪我をしている場合、
必ず弁護士に相談して下さい!
弁護士会館などに、交通事故相談センターというのがあります。
そこに示談の斡旋をお願いする事もできます。
ただ、多くの場合、訴訟をしないとまっとうな金額の支払いには応じません。
これはサラ金の過払いと同様と考えていいでしょう。
交通事故相談センターで、交通事故に強い弁護士を紹介してもらいましょう。
それも、事故後、可能な限り早い段階で依頼しましょう。
それが何故かというと、
加害者に不利な証拠がなくなってしまうからです。
事故現場などの状況は、時の経過とともに変化します。
依頼するのが遅くなると、
事故当時の決定的な証拠がなくなってしまう恐れがあるのです。

また、交通事故の弁護士を選ぶ時は、
交通事故裁判が得意かどうか、で選んではいけません。
基本的に交通事故裁判に得意も何もありません。
ほとんど証拠がカギです。
測量士などと連携して、現場の調査などを積極的にしてくれる弁護士を選んで下さい。
また、医者との人脈のある弁護士を選んで下さい。
交通事故裁判では、証拠が決め手となります。
証拠資料の収集を興信所に任せる弁護士はやめましょう。
興信所の調査には、あまり良い調査は期待できません。
そもそも興信所と繋がりのある弁護士には変な弁護士もいます。
証拠資料の収集に力を入れる弁護士。これが事故被害者の唯一の味方です。

今回の話、これも実は現場で体験済みの話である。
実は私、保険会社に勤めていた事もあるのです(笑)
ただ、相当前の話なので、
もしかしたら情報が古いかも知れない。
ただ、基本的な部分は同じはず。
交通事故裁判において、証拠資料が決め手になる事や、
保険会社の基本姿勢が変わったとは聞いた事がない。
保険会社の収入構造が変わる事はないだろう。

つまり、保険会社は保険金を安くで誤魔化そうとする。
自分が加入している保険会社も全く味方にはならない。
唯一の見方は、証拠収集と裁判を請け負ってくれる弁護士だけだ。
これについては、正直、独学では厳しい。
本人訴訟では、要求される知識の幅が広すぎる。
法律、測量、医学・・と多岐に亘る。
それらのネットワークを有する弁護士が、
唯一の味方となる。

交通事故の被害者には、いつなるかわからない。
心の片隅に置いておいて欲しい。

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